京都ノートルダム女大学が2026年度から、学生募集を停止し、2029年閉学するという驚きのニュースが舞い込んできました。
京都ノートルダム女大学1961年に創立された京都の名門女子大学です。
そんな名門女子大学が閉校する理由が少子化ということですが、どうやらそれだけではなさそうです。
- 京都ノートルダム女子大学が閉学する理由は少子化だけではない!?
- 女子大が閉校していく理由とは?
この内容を記事にしています。
京都ノートルダム女子大学が閉学する理由は少子化だけではない!?

京都ノートルダム女子大学が閉学する理由は、少子化のため定員割れが起こっているとしています。
たしかに少子化によって閉校する大学が増えてきていますが、とくに女子大が無くなっていっている傾向があるようです。
最近で閉学を発表している女子大が何校もあります。
- 名古屋柳城女子大学
- 恵泉女学園大学
- 神戸海星女子学院大学
- 名古屋女子大学短期大学部
- 園田学園女子大学短期大学部
- 福岡女学院大学短期大学部 など
他で多くの学生を獲得している大学も多数ある中、女子大や女子短大が無くなっていくのは、少子化が原因なだけではなさそうです。
女子大がなぜ閉学していくのか、探っていきましょう!
女子大が閉校していく理由とは?
女子大が次々と閉校していく理由を調べてみました。
理由①:女子だけの大学の必要を感じない
女子だけに限定してしまうと、少子化の影響もあり定員割れを起こしやすいと言えます。
さらに、男子大学というものが無いのに、なぜ女子だけの女子大があるのか、わざわざ女子だけの大学に行く魅力的な学校でなければ、女子大を希望する人は少ないのかもしれません。
実際に、女子大から共学に変更し、新たに生まれ変わった大学も多数あります。
女子大が定員割れした場合は閉学、または共学に変更すると2パターンに分かれているようですね!
理由②:立地の問題
定員割れが起こる原因として、立地に理由がありそうです。
立地が良すぎると、他の大学も多いのでライバル校が増えます。
なので、ライバルの大学より魅力的な特徴を出さないと集まらないということです。
立地が田舎だと交通の便が悪い、人が集まらないので大学に志望する人は少なくなってしまいます。
理由③:魅力的な学部が少ない
そもそも、女子大に行きたい学部が無いことも多いようです。
大学の規模が、やはり共学の大学のが大きく学部も豊富。
女子大は小規模のことが多いので、保育科や管理栄養士、家庭科の先生など女性が多い職業の学科以外は人が集まりにくい傾向があるようです。
さらに男女平等で、男性でも保育士など希望する人も増えてきたので、共学の大学でも学科は充実してきています。
なので、女子大を希望する人は少なくなってきているのかもしれませんね。
理由④:母校が無くなる不安
女子大が無くなってきているため、母校が今後なくなってしまうのではという不安から、あえて共学を選ぶ人も増えてきているようです。
たしかに、自分の通っていた母校がなくなるのがなんとも悲しいことです。
京都ノートルダム女大学が閉学すると発表があり、悲しむ声が多数挙がっていました。


母校が無くなってしまうのはとても寂しい気持ちになるので、女子大が無くなっていっている今は、共学の学校を希望する人が増えていそうですね。
理由⑤:偏差値が低い
お茶の水大学など偏差値が高いで有名な女子大学は、ステータスになりますが、女子大で偏差値を高く維持している大学は少ないようです。
今が学力重視で、女子大は、お嬢様学校と言われるところが多いですが、今は肩書よりも学力重視の傾向のようです。
なので、偏差値の高い大学は、女子大より共学の大学、なんなら国公立を目指す人が多いため、店員割れが起こってしまうようですね。
まとめ
京都ノートルダム女子大学が閉学する理由は少子化だけではない?!の記事についてまとめます。
- 京都ノートルダム女子大学が閉学する理由は少子化だけでなく女子大全体の人気が無くなってきている
- 女子大が閉学する理由は女子大がある立地や学部が少ないという問題があるのかもしれない
- 女子大が閉学する理由は女子大の閉学が増えているので母校が今後なくなる不安から志望者が減っている
- 女子大が閉学する理由は偏差値が共学の大学のが多い
全国的にも少子化の影響で、大学の定員割れが起こっているようです。
これから、それぞれの大学で特徴を出して、魅力的な大学が増えていってほしいと思います。